BGMの著作権処理をしている業者選ぶ(結婚式プロフィールムービー業者の選び方7)
- 結婚式プロフィールムービーのトレンド情報
- 2017年11月4日
結婚式プロフィールムービーの作成業者を選ぶ重要な要素として「BGMの著作権処理をしっかりとしているか」というものがあります。
もし著作権を守っていない粗悪な業者に納品されたものだと、式場で上映できない可能性もあるのです。
また、このブログではウェディングシーンの「音楽・BGMの著作権」を管理する団体「isum」に関しても併せてご説明いたします。
1.BGM・楽曲の著作権処理をしっかりとしている制作業者を選ぶ
これはウェディングビデオ制作業者を選ぶ上で、とても重要な要素です。
「BGM・楽曲の著作権処理をしっかりとしている」ビデオ制作業者を選びましょう。
現在ウェディングシーンの最前線では、テレビ番組のように邦楽から洋楽まで何でも好きなBGMを使えるわけではありません。
2015年頃から、ウェディングシーンを取り巻く「音楽・BGMの著作権」の取り締まりが大変厳しくなっているのです。
市販で売られている洋楽のCDの音源の多くは使えなくなっているのが実情です。
例えば、悪質なウェディングビデオ業者が「そんなのカンケーねえ!」とばかりに、Mr.Childrenの「GIFT」を違法でDVDに複製してお客様に納品したとしましょう。
それでそのお客様が式場に何の確認もせずに、あくる日式場のプランナーにそのDVDを渡してテスト上映を依頼したとしましょう。
コンプライアンスがしっかりした式場になればなるほど、こう言われます。
「このDVDは違法ですので上映はできません。他のBGMを使った映像をご用意ください」と。
背景にあるのは「isum(アイサム)」というウェディング分野の著作権管理団体の存在です。
挙式披露宴を控えている多くのお客様は、きっと今どこのウェディングビデオ業者に問合せしても、どこの式場・ホテルに聞いても、この「ブライダルシーンにおける音楽・BGMの著作権」に関してisumという団体の名前を出されるのではないでしょうか。
1-1.ブライダル著作権管理団体isumとは!?
ご存知ない方も多いと思いますので、ここで「isum」という団体の説明を簡単にさせて頂きます。
このisumという団体は、ウェディングシーンで使用される市販の楽曲(市販というのは主にCDとして売られている楽曲)の著作権、そして著作隣接権を管理し守る団体です。(※以下、参考動画です)
以下の説明動画にあるように、いまウェディングビデオの最前線では、市販の楽曲ならばisumが管理している楽曲しかDVDに焼き付け複製することができません(著作権フリーのBGMならば何も問題はありません)。
例えば、あなたがMr.Childrenの「GIFT」をエンドロールのDVDに複製して上映したいと考えているとします。
しかし残念ながら、「GIFT」が今のところisumの管理楽曲でないので複製使用は出来ません。
どうしても「GIFT」をエンドロールの時に流したい場合、音声が入っていない映像(DVD)と「GIFT」(市販のCD)を同時に流すしか手段がありません。
まとめますと、現在ウェディングビデオとしてDVDに焼き付け、複製できるものは以下の2つ。
1.isumが管理している楽曲(申請費用が必要)
2.著作権フリーのBGM
そして、isumが管理していない楽曲をどうしてもビデオとして上映したい場合は、
3.音声が入っていない映像(DVD)と「GIFT」(市販のCD)を同時に流す
…ということになります。
ここで詳細は説明しませんが、詳しく知りたい方は、
「ウェディングビデオ制作における音楽・BGMの著作権について」のページもご覧下さい。
1-2.ブライダル著作権管理団体isumに登録している業者を選ぼう!
以上のような背景もあり、ブライダル著作権管理団体isumに登録しているビデオ制作業者をおすすめします。
isumに登録しているウェディングビデオ業者ならば、お客様の要望によって使用する市販楽曲をisumに申請し処理できます。isumに登録していないビデオ制作業者では著作権・著作隣接権の権利処理はできません(isumに登録している制作会社はホームページのどこかにその旨が記載されていますのでチェックしてみてください)。
悪質なウェディングビデオ業者が「そんなのカンケーねえ!」とばかりに、Mr.Childrenの「GIFT」を違法でDVDに複製してお客様に納品したとしましょう。
それでそのお客様が式場には何の確認もせずに、あくる日式場のプランナーにそのDVDを渡してテスト上映を依頼したとしましょう。
しっかりした式場になればなるほど、こう言われます。
「このDVDは違法ですので上映はできません。他のものをご用意ください」と。
ですので、法に則った手段で、責任を持って最後まで制作してくれるウェディングビデオ業者を選ぶことをおすすめします。
まとめ
このように、「結婚式ムービー制作業者の選び方8つのポイント」の7つ目としては、「BGM・楽曲の著作権処理をしっかりとしている制作業者を選ぶ」ことをおすすめします。結婚式ムービーの制作業者選びで悩んでいる方は、ぜひご参考にしてみてください。
なお、「結婚式ムービー制作業者の選び方8つのポイント」を一気に読みたい方は、「結婚式ムービー制作業者の選び方8つのポイントのまとめページ」を是非ご覧下さい。
また、「結婚式ムービー制作業者の選び方8つのポイント」の各ポイントを個別に知りたい方は、以下の項目をクリックの上、ご覧くださいませ。
(1)「サンプルビデオがホームページ上で全て見られる制作業者を選ぶ」
(2)「映像のクオリティーが高い制作業者を選ぶ」
(3)「制作料金が明瞭でわかりやすい制作業者を選ぶ」
(4)「ホームページのデザインがよく、必要な情報がわかりやすい制作業者を選ぶ」
(5)「問合せや対面での打合せに丁寧に対応してくれる制作業者を選ぶ」
(6)「DVD発送前に映像をチェックでき、修正ができる制作業者を選ぶ」
(7)「BGM・楽曲の著作権処理をしっかりとしてくれる制作業者を選ぶ」
(8)「こんな制作業者には注意が必要」
(9)「結婚式ビデオ制作業者の選び方 まとめ」
▶︎「結婚式ビデオ制作に役立つコラム集」一覧ページに戻る。
このコラムのライター ポライン・山口雄人
ウェディングビデオの制作に関して何かご不明なことがございましたら、お気軽にお問合せくださいませ。
ポライン・ウェディングは結婚式の準備で忙しいカップルの強い味方です!ポラインなら最短1週間で納品OK!結婚式という大切な人生の節目を、経験豊富なクリエイターが心を込めて素敵な映像作品に仕上げます!
撮って出しエンドロールや結婚式プロフィールビデオをはじめとするウェディングムービーをご検討中の方は、東京都港区の制作会社ポラインに是非お任せ下さい!ウェディングビデオの制作に関して何かご不明なことがございましたら、お気軽にお問合せくださいませ。 |