結婚式プロフィールビデオの作る際の下準備
- 結婚式プロフィールムービーのトレンド情報
- 2017年11月20日
こんにちは、「結婚式プロフィールビデオ制作」のポライン・ウェディングです。
結婚披露宴でのムービー演出の中で、もっとも人気が高いのが「結婚式プロフィールビデオ」といわれる、いわゆる「生い立ちビデオ」です。
結婚披露宴でウェディングビデオを上映するカップルのうち、実に93%ものカップルがこの「結婚式プロフィールビデオ」を用意し、実際に上映しております(データ参照:リクルートブライダル総研アンケート調査2014年版)。
「結婚式プロフィールビデオの作り方」といっても、作り方や制作手段はカップルによっても様々。
例えば…、
・費用を節約するためにプロフィールビデオを「自作」するのか。
・あるいはウェディングビデオ専門業者に制作を「依頼」するのか。
そして、
・用意するビデオ演出は、プロフィールビデオ1本なのか。
・それともプロフィールムービーとエンドロールビデオの2本なのか。
…など、プロフィールビデオを制作するにあたり、検討し決定すべきことは幾つかあります。
また結婚披露宴で上映するプロフィールビデオを自作するにしても初めての経験なので、
「どのようにプロフィールムービーを制作すればいいのだろうか?」
「写真やBGMはどのようにに準備すればいいのだろうか?」
「どれくらいの期間で、どのようなプロフィールムービーが仕上がるのだろうか?」
…と不安に感じているカップルも多いと思います。
そこでこのページでは、プロフィールムービーを自作するにしても専門業者に依頼するにしても知っておくべき大切なことを、
「失敗しない結婚式プロフィールビデオの作り方-2『下準備編』」としてまとめました。
結婚式プロフィールビデオを用意しようと考えている方は、ぜひご参考にして頂ければ幸いです。
なお、前回のコラムでは結婚式プロフィールビデオの作り方-1「入門編」もご紹介しておりますので、是非そちらもご覧下さい。
目次
2.結婚式プロフィールビデオの作り方「下準備編」
ー2-1.結婚式プロフィールビデオを作るために準備する素材
ー2-2.結婚式プロフィールビデオの作リ方と手順
ー2-3.制作のスケジュールを立てる
ー2-4.テーマを決める
ー2-5.BGMを決める
ー2-6.映像の長さを決める
ー2-7.基本的な構成を決める
ー2-8.使用する写真を選ぶコツ
ー2-9.テロップ原稿を決める
ー2-10.実際に動画制作ソフトで自作する、または専門業者に依頼する
2.結婚式プロフィールビデオの作り方-2「下準備編」
結婚式プロフィールビデオを自作するにしても、結婚式場やホテルの専属・提携業者に依頼するにしても、外部のビデオ制作業者に依頼するにしても、友人知人にプレゼントとして作ってもらうにしても、制作に入る前に準備するべきモノ(素材)や、作り方・手順は、ほぼ同じです。
ですから、この章では「結婚式プロフィールビデオの作り方-2『入門編』」というテーマで、プロフィールビデオを作る上で必要となる下準備のコツをご紹介します。
2-1.結婚式プロフィールビデオを作るために準備する素材
結婚式プロフィールビデオを作る上での構成素材としては、以下の3つが主な素材となります。
1)ふたりのアルバムやパソコン、スマホに眠っている写真(または動画)。
2)ふたりの想い出の曲、好きな曲(BGM)。
3)生い立ちや出会いなどのストーリーを説明するテロップ原稿(字幕コメント)。
この3つがプロフィールビデオを作る上でベースとなる素材です。プロフィールビデオを自作する方は、これ以外に写真を装飾する可愛らしいパーツ素材などを集めておくのもおすすめです。
2-2.結婚式プロフィールビデオの作リ方と手順
結婚式プロフィールビデオ制作の下準備の段取りとしては、以下のように進めると良いでしょう。
1)制作のスケジュールを立てる
2)テーマを決める
3)BGMを決める
4)映像の長さを決める
5)基本的な構成を決める
6)使う写真を集め選別する
7)テロップ原稿(字幕コメント)を考える
8)実際に動画制作ソフトで自作する、または専門業者に依頼する
2-3.制作のスケジュールを立てる(プロフィールビデオの作り方1)
結婚式のプロフィールビデオ作りは、すぐにできるものではありません。
多くのカップルは使用する写真選びにとても時間がかかる傾向があります。
ですから、自作するにせよ専門業者に依頼するにせよ余裕を持ったスケジュールを立てましょう。
結婚式のプロフィールビデオ制作は、ウェディングビデオの専門業者に依頼するならわりと早めに仕上がりますが、もし自作するとなると想像以上に時間がかかると考えていた方が賢明です。
結婚準備で多忙なカップルは、結婚式が近づくにつれて日々バタバタと忙しくなっていくものです。
そのため、(特にビデオの自作を考えているカップルは)早めに結婚式プロフィールムービーを作る準備をはじめることをおすすめします。
2-3-1.プロフィールビデオを「自作」する場合の想定スケジュール
結婚式のプロフィールビデオを自作する方(特に動画編集が初めての方)は、写真やBGMのデータなど全ての素材が揃ってからの編集作業に2ヶ月くらいかかるものと見ておきましょう。
初めて動画編集をするとなると技術的にも構成的にも上手くいかないケースが多々あります。
途中までは出来たのに時間切れ…とならないように、余裕を持ったスケジュールを立てることをおすすめします。
以下のスケジュールくらい余裕あるスケジュールを立てることをおすすめします。
1)テーマや全体構成、使用するBGM、映像の長さを決める(挙式4ヶ月前)
2)使う写真を選別し、テロップ原稿を決める(挙式3ヶ月前)
3)動画制作ソフトを使って自分で編集する(挙式3〜1ヶ月前)
4)修正や微調整などをしてDVDに焼く(挙式1ヶ月前)
2-3-2.プロフィールビデオを専門業者に「依頼」する場合の想定スケジュール
結婚式プロフィールビデオ制作の専門業者に依頼する際は、写真やテロップ原稿・BGMなど全ての素材を1ヶ月前には制作会社に渡せるように心がけましょう。
ウェディングビデオ制作業者は制作期間(素材データの入稿〜DVD納品まで)に4週間〜3週間程度の期間を設けている業者がほとんどです。
ですので、4週間前までには全ての素材を制作会社に渡せるように用意しておくのが安心です。
またウェディングビデオ制作会社の中には最短で7日程度での制作にも対応してくれる会社もありますが、特急料金としてオプション料金をとるところがほとんどです。
ですので、プロフィールムービー専門業者に依頼する際には、以下のスケジュールくらい余裕あるスケジュールを立てることをおすすめします。
1)ビデオ制作業者をリサーチし、依頼する(挙式3ヶ月前)
2)写真を選別し、BGM、テロップ原稿を検討し決める(挙式3~2ヶ月前)
3)写真データ、BGM、テロップ原稿を業者に入稿する(挙式2~1ヶ月前)
4)プロフィールビデオが完成する(挙式1ヶ月〜2週間前)
5)そのムービーをチェックし、必要に応じて修正依頼をする(挙式2週間前)
6)DVDが納品される(1週間前)
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2-4.テーマを決める(プロフィールビデオの作り方2)
結婚式プロフィールビデオの制作スケジュールを決めたら、次はプロフィールビデオの「テーマ」「コンセプト」を決めることをおすすめします。
プロフィールビデオの「テーマ」や「コンセプト」は漠然としたもので構いませんし、決め方は人それぞれです。
・しっとりしていて感動的なプロフィールビデオにしたい
・ポップで明るいプロフィールビデオにしたい
・大人っぽく上品でシックな感じのプロフィールビデオにしたい
・好きなテレビ番組や好きな映画のテイストを取り入れたプロフィールビデオにしたい
・とにかくシンプルなプロフィールビデオにしたい
…など、はじめは漠然としていて構いません。
どのような雰囲気の結婚披露宴・パーティーにしたいのか、披露宴が終わってゲストにどのような気分で帰って欲しいのか…などをイメージすることから始めても良いかもしれません。
披露宴を通してこれまでお世話になってきたゲストに感謝の意を伝えるのが大きな目的ならば上品で落ち着いた感じのプロフィールビデオが良いかもしれませんし、盛り上げ役キャラのお祭り好きのカップルの場合ならポップで楽しげなプロフィールムービーが良いかもしれません。
テレビや映画が大好きなカップルならば、誰にでも分かりやすいテレビ番組や映画のパロディー風のプロフィールビデオを作るのも良いでしょう。
はじめは漠然としたもので構わないので、結婚式・披露宴、そして二次会パーティーで、ゲストをどのようにもてなしたいのか、どのような気分で帰って欲しいのか、ふたりらしいプロフィールビデオはどのような感じのものが良いのか…などを踏まえ、ふたりで「テーマ」「コンセプト」を話し合って決める事をおすすめします。
2-5.BGMを決める(プロフィールビデオの作り方3)
2-5-1.結婚式プロフィールビデオの善し悪しはBGMでほぼ決まる
結婚式プロフィールビデオの「テーマ」や「コンセプト」が決まったら、次は使いたい楽曲(BGM)を決めましょう。
結婚式プロフィールビデオを作る上で、もっとも重要な要素のひとつがBGMです。
プロフィールビデオの善し悪しはBGMで決まると言ってしまっても過言ではありません。
なぜBGMよりも先にプロフィールビデオの「テーマ」や「コンセプト」を最初に決めた方が良いかと言いますと、「テーマ」が決まってしまえば、BGMがとても決めやすいからです。
例えば「大人っぽく上品でシックな感じのプロフィールビデオにしたい」と漠然とでも考えているならば、当然BGMも大人っぽく上品でシックなものが合います。
「ポップで明るいプロフィールビデオにしたい」と考えているならば、BGMもポップなものが良いでしょう(もちろん逆にBGMから先に決めても良いです)。
2-5-2.BGMで結婚式プロフィールビデオにメリハリをつける
BGMに関して次に考える事は、プロフィールビデオ内に何曲のBGMを使うかです。
結婚式プロフィールビデオを作る際に、多くのカップルは2曲から3曲ほど使っています。
プロフィールムービーの基本的な構成・流れは、以下のような3部構成になります。
1)新郎の誕生から現在まで
2)新婦の誕生から現在まで
3)ふたりの出会いから結婚まで
このような3部構成になるので、場面が大きく変わる際にBGMを替えて印象づけを行なうのが効果的です。以下は、結婚式プロフィールビデオ制作の際によくあるパターンです。
<BGMを3曲使う場合>
・新郎の誕生から現在まで…で1曲
・新婦の誕生から現在まで…で1曲
・ふたりの出会いから結婚まで…で1曲
※新郎紹介ブロック、新婦紹介ブロックでは、それぞれ1曲の1コーラスのみを使用。ふたりの馴れ初めブロックでは1曲の1コーラス&最後のサビを使用…というパターンが多いです。
<BGMを2曲使う場合>
・新郎の誕生から現在まで+新婦の誕生から現在まで…で1曲
・ふたりの出会いから結婚まで…で1曲
※新郎紹介ブロック+新婦紹介ブロックでは、1曲をフルに使用。ふたりの馴れ初めブロックでは1曲の1コーラス&最後のサビを使用…というパターンが多いです。
曲調の構成は、もちろん人それぞれですが、傾向としては、
「新郎の誕生から現在まで+新婦の誕生から現在まで」をアップテンポなBGMにして、「ふたりの出会いから結婚まで」はスローでしっとりとした感動的なBGMにするパターンが多いです。BGMを決める際に、是非参考にしてみてください。
2-6.映像の長さを決める(プロフィールビデオの作り方4)
結婚式プロフィールビデオの「テーマ」と「使用するBGM」が決まれば、映像の長さ(尺)も大体決まってきます。結婚式のプロフィールビデオはテレビ番組や映画などと異なり、BGMに合わせて編集をすすめることが前提となりますので、使用するBGMが映像自体の長さに影響を与えます。
例えば、6分のBGMを1曲使ってプロフィールビデオを作る場合、そのプロフィールビデオの長さは必然的に6分になります。
また、「新郎の紹介ブロック+新婦の紹介ブロック」に4分のBGMを1曲使い、「ふたりの馴れ初めブロック」に3分のBGMを1曲使えば、その結婚式プロフィールビデオは7分のムービーとなります。
ですので、使用したいBGMのどこの部分(1コーラス目なのか2コーラス目なのかサビの部分なのか)を使うのか、を決めることでプロフィールビデオの想定尺(長さ)が大体決まってきます。
2-6-1.結婚式プロフィールビデオの長さは7分弱が見やすい
結婚式プロフィールビデオの長さは7分以内(長くても8分)におさめるのがコツです。
7分というのはお酒も入っている結婚披露宴のゲストが集中して見られるちょうどいい時間です。
8分以上の結婚式プロフィールビデオを実際に上映したカップルに聞いてみると8分を過ぎたくらいから飽きてしまったゲストがトイレに行ったりした…などの失敗談をよく聞きます。
結婚披露宴ではほとんどのゲストがほろ酔いで、中には飲み過ぎてウトウトしてしまっているゲストもいるかもしれません。
そんな彼らに対して楽しく飽きさせずにプロフィールビデオを見てもらうには、上映時間は7分程度(長くても8分)を目安にするのがおすすめです。
我々ポラインでも、プロフィールビデオ制作を依頼してくださるお客様には7分程度のプロフィールビデオをおすすめしております。
結婚式プロフィールビデオの長さは7分弱が見やすいです。
これくらいのプロフィールビデオの長さを心がけてみてください。
2-7.基本的な構成を決める(プロフィールビデオの作り方5)
プロフィールビデオの基本的な構成・流れは、以下のような3部構成になります。
1)新郎の誕生から現在まで
2)新婦の誕生から現在まで
3)ふたりの出会いから結婚まで
新郎の生い立ち紹介ブロック、新婦の生い立ち紹介ブロック、ふたりの馴れ初めブロック、この3部構成がスタンダードなものになりますが、レディーファーストということで新婦の生い立ち紹介ブロックを最初にもってくるカップルもたくさんいます。
また、最初にふたりの「今」や「感謝の気持ち」を少しだけ紹介してから、新郎新婦の生い立ちを紹介し、その後に再びふたりの馴れ初めを厚めに紹介する構成を好むカップルもいます。
プロフィールムービーはこの3部構成を基本にしてそれぞれの場面で紹介したい写真を選び、テロップ(字幕コメント)を入れてストーリーを紡いでいきますが、写真の内容やテロップの内容、演出によってプロフィールビデオの方向性・テイストはかなり変わってきます。
プロフィールビデオは大きく分けると、感動系のプロフィールムービーと笑える系のプロフィールムービーがあります。
同じ写真を使っていても、コメント内容や演出次第でどちらのストーリーにすることもできます。
実際には、感動できる部分も笑える部分もどちらもポイントで織り交ぜて起承転結を意識するとよいプロフィールビデオに仕上がります。
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2-8. 使用する写真を選ぶコツ(プロフィールビデオの作り方6)
結婚式のプロフィールビデオを作る上で、BGMと同じくらい重要な素材が写真です。
そして、結婚式プロフィールビデオ制作の準備でもっとも時間がかかるのも、この写真選びです。
誰しも、自分たちの歩みをゲストに紹介する際に使う写真は、可愛くて写りがよくて素敵なものを選びたいものです。
ですが、アルバムに眠る写真の数は膨大です。
さらにデジカメで撮った写真データも膨大です。
この中から、自分たちの紹介をするのにもっとも適した写真を厳選していく作業。
これは時間がかかります。
しかし、これはプロフィールビデオを作るために通るべき必要な作業ですので、時間はかかるかもしれませんが頑張りましょう!
やってみると懐かしい写真選びは結構楽しいものです。
以下に、プロフィールビデオ制作用の写真選びのポイント(写真選びで注意すべき点)をまとめておきますので、ぜひ参考にしてみてください。
2-8-1.何枚くらいの写真を選べば良いのか?(写真選びのコツ1)
結婚式プロフィールビデオで紹介する写真は、全体で45〜60枚くらい選ぶのがいいと思います。
内訳としては、以下のような感じになります(目安です。内容により個人差があります)。
1)新郎の生い立ち紹介ブロック(15〜20枚/2〜3分)
2)新婦の生い立ち紹介ブロック(15〜20枚/2〜3分)
3)ふたりの馴れ初め紹介ブロック(15〜20枚/2〜3分)
上の章で見やすいプロフィールビデオの長さ(尺)は7分以内、長くても8分くらいにおさめるのがコツと紹介しましたが、用意すべき写真の枚数はこのプロフィールビデオの見やすい長さ(尺)に関係してきます。
プロフィールビデオ全体の長さを7〜8分と想定した場合、3部構成の各ブロックの長さは2〜3分になります。
1枚の写真とテロップ(字幕コメント)を表示する長さを8秒にした場合、2〜3分間の新郎の生い立ち紹介ブロックでは15〜20枚の写真を紹介できます。
ですから、各ブロックで15〜20枚くらいの写真を選んでおくことをおすすめします。
2-8-2.写真を年代別にわける
新郎新婦の生い立ち紹介ブロックで、選んでおくべき写真の時代的な内訳は以下のような感じになります(目安です。内容により個人差があります)。
・幼少時代(誕生から幼稚園):5枚前後
・学生時代(小学校〜大学):10枚前後
・現在(社会人〜):5枚前後
2-8-3.幼い頃の写真を多めに選ぶ
生い立ち写真を選ぶ際には、幼い頃の写真を多めに選びましょう。
幼い頃の新郎新婦を知っているのは親や親族、幼馴染みなど列席ゲストのほんの一部の人のみです。
しかも、その人たちも改めて幼い頃の写真が出てきたらとても感慨深くなるものです。
また社会人からの付き合いである職場の人達は、幼い頃や学生時代の新郎新婦を知らないので幼少時代や少年時代の頃の写真が出てきたら、とても興味深く見てくれるものです。
幼い頃の写真を多めに選ぶのは、結婚式プロフィールビデオの基本です。
2-8-4.ゲストと一緒に写っている写真を選ぶ
これもプロフィールビデオの基本です。
忙しい中、自分たちのために列席してくれたゲストを楽しませ退屈させないためには、ゲストと一緒に写っている写真を紹介するのが一番です。
大きなスクリーンに自分の写真が出てきたらゲストは驚きますし、もしや自分も出てくるのでは?…と少し期待してしまうものです。
また自分自身が写っていると感情移入しやすいものです。
2-8-5.家族と一緒に写っている写真を選ぶ
これもプロフィールビデオの基本です。
誕生や生い立ちを紹介する際には、家族は絶対に写っていると思いますので特筆すべき事ではないのですが、念のため記載しておきます。
両親はもちろん、兄弟姉妹、祖父母がいる場合はバランスよく紹介するのがおすすめです。
2-8-6.旅行や記念日ばかりでなく日常の風景も入れる
家族との写真を選ぶ時に陥りがちなのが、旅行や行事、記念日などの写真ばかり選んでしまう事です。
家族みんながカメラ目線でかしこまって、いかにも記念行事というような写真です(家族写真というのはそのようなモノが多いのも事実ですが…)。
また、新郎新婦が出会ってからの写真に関しても同じ事が言えます。
記念日や特別な日の写真ももちろん良いのですが、要所要所でチカラの抜けた「日常の風景写真」も入れてみることをおすすめします。
家族・家庭の雰囲気や、ふたりの人柄・キャラクターもより伝わると思います。
2-8-7.ふたりのラブラブ写真ばかりは避ける
これはプロフィールビデオを作る際に、避けて欲しいポイントです。
ふたりの馴れ初め紹介ブロックで、例えばゲストや家族との写真が極端に少なく、ふたりのラブラブ写真ばかりのプロフィールビデオ。
そのようなものばかりですと逆にゲストがひいてしまい、飽きてしまうというケースがよく見受けられます。
事実として、ラブラブ写真ばかりの展開に陥りがちなカップルは多いものです。
結婚式のプロフィールビデオを作る際には、ラブラブ写真の連発はしないように心がけてください。
2-8-8.ふたりの印象的な写真を効果的に選ぶ
前撮り写真や婚姻届を持っている写真、婚約・結婚指輪との写真、両家顔合わせの写真、結婚式の写真(結婚式と披露パーティーが別日の場合)など、要所要所で「特別な日の印象的な写真」を使うとより一層感動が深まります。
また、ふたりの馴れ初め紹介ブロックの最後の数枚はツーショットの写真が続くとラストに向けて盛り上がりますので効果的です。
2-8-9.プリクラの画像はなるべく使わない
プリクラの写真を使いたがるカップルは多いと思います。
しかしプロフィールビデオとしてプリクラを紹介する際には、あの小さな写真シールをデータ化して、その画像をかなり拡大しない限りよく見えません。
プリクラの画像データを大きく拡大すると画像が相当に荒れてしまうのでプロフィールムービーには不向きです。最近では大きなサイズのプリクラシールもあるので、使用するならば大きいサイズのプリクラにしましょう。
2-8-10.写真が少ない場合はどうする?
幼少の頃の写真が極端に少ない、学生時代の写真がほとんど残っていない…。
そのようなカップルも少なくありません。
そのような場合、写真でなくても自分らしさを伝える方法はあります。
例えば、子供の頃に描いた両親の似顔絵や作文、当時の家の写真など、思い出を振り返れるものなら何でも探してみましょう。
学生の頃の写真が極端に少ない方(特に新郎)は、残っている写真が小学校からいきなり大学生に飛ぶ…というケースもあります。
そのような時は写真を使わずテロップ(字幕コメント)のみで「時は流れて…」だとか年数のカウントを表示してみるのもおすすめです。
2-8-11.写真選びに迷ったら客観的な人に聞いてみる
写真選びに迷って決めあぐねたら、客観的な感覚で見てもらえる友人知人に聞いてみましょう。
自分の歩みを棚卸しすると案外自分の事はわからないものです。
友人に聞いてみると「あの時のエピソードが想い出深かった」だとか「学生時代のいい写真あるから貸してあげるよ」など、いろいろ参加意識を持ってサポートくれるものです。
自分の引き出しにはない「あんなこと、こんなこと」が見えてくるかもしれません。
2-8-12.横長の写真を選ぶ
プロフィールビデオをはじめとした映像を作る際に選ぶ写真は「横長の写真」を選びましょう。
披露宴会場やパーティー会場のスクリーンやテレビ画面は基本的に「横長」ですから、横長の写真がおすすめです。
縦長の写真の場合、人物を大きく表示すると上下の大部分が切り取られてしまい写真全体を表示すると左右に大きな余白ができてしまいます。
最近ではスマホカメラで撮影する際に縦長の画角で撮る人が多いのも事実です。
しかしプロフィールビデオを作るために今から撮影するならば、ぜひ横長の画角で撮影してみてください。
横長であれば写真を大きく表示することができるので、なるべく横長のお写真をお選びください。
2-8-13.写真を角度の変化でわける
写真を選ぶ際に気にかけて欲しいのは、「写真の角度(アングル)」です。あれこれと写真を選んでいくと、どれも同じような写真アングルになっていることが多々あります。
自分が気に入っていて良く見える角度のものを選んでしまいがちなので、気がつくと同じような写真ばかりになってしまいます。
正面から撮影された写真が何枚か続いた後は、下から煽り気味で撮影した写真や斜めから撮影された写真もつかってみましょう。
特に自撮りの写真を入れるとゲストはどこで撮影されたものかもわかりませんので、背景が写っていてどこで撮ったのかがわかる写真も使うことをおすすめします。
2-8-14.引きの写真を選ぶ
写真を選ぶ際は、なるべく引きでとられた画角の写真を選びましょう。
引いた画角の写真ならば、編集作業の時にいくらでもズームで寄ることができます。
一方、元々アップ気味で撮られた写真は、編集作業でそれ以上引く事は出来ません。
どこで撮ったかが分かるくらい、後ろの風景が入っているような画角で撮影された写真を選んでおくと、プロフィールビデオを自作するにしてもビデオ制作業者に外注するにしても便利です。
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2-9.テロップ原稿を決める(プロフィールビデオの作り方7)
プロフィールビデオに使用する写真の選別が終わったら、次はテロップ原稿(字幕コメント)を決めることをおすすめします。テロップ(字幕コメント)とは、以下の画像にあるように、写真を説明する「文字情報」だと考えてください。
プロフィールムービーを構成する3つの柱は、最初の方で説明した通り「BGM」「写真」「テロップ」です。
好きな「BGM」に乗せて、新郎新婦の「生い立ち写真」やふたりの「馴れ初め写真」を紹介する。
そしてその「写真」にテロップ(字幕コメント)をのせて、ふたりの歩みやストーリー(物語)を紡いでいきます。
プロフィールビデオは、写真の内容やテロップの内容によって映像の方向性・テイストがかなり変わってきます。
のせるコメントによっては感動系のプロフィールムービーにもなりますし、笑える系のプロフィールムービーにもなります。
同じ写真を使っていたとしても、コメント内容や演出次第でどちらのストーリーにすることもできます。
実際には、感動できる部分も笑える部分もどちらもポイントで織り交ぜて起承転結を意識するとより良いプロフィールビデオに仕上がります。
2-9-1.ストーリーとしてつながるテロップを考える
テロップ(字幕コメント)を考える時のコツとしては、各テロップが「ストーリーとして繋がっていくようなテロップを考える」ことです。
多くのカップルがよく陥りがちなのが、写真に一言だけ簡単な説明を添えるだけのものです。
例えば、以下のようなパターンです。
・赤ちゃんの頃の写真に、「2000年2月2日誕生」。
・兄弟と写っている写真に、「兄と(5歳の頃)」。
・七五三の時の家族写真に、「七五三(家族と)」
・運動会の時の写真に、「運動会(小学生の頃)」
…みたいなテロップです。
シンプルで良いとは思いますが、これでは感情移入しにくいです。
ですので、いつ、どこで、誰と、どのように、何をして、どうだった…くらいの情報は簡潔にまとめてみてください。
例えば、以下のような感じです。
・赤ちゃんの頃の写真ならば、「山田家の次男として誕生 兄のおさがりばかり着て育ちました」。
だとか、
・兄弟と写っている写真ならば、「幼い頃から365日 兄貴にくっついて遊び回ってました」
だとか、
・七五三の時の家族写真ならば、「遂に迎えた七五三!この服も当然 兄貴のおさがり(涙)」
だとか、
・運動会の時の写真ならば、「中学までずっとリレーの選手!母の弁当がチカラの源でした!」
…みたいな感じにすると、人柄やキャラクター、家族の雰囲気なども伝わりやすくなります。
このように、テロップの内容次第でプロフィールビデオ自体のストーリーが変わってきます。ふたりらしいテロップを考えてみてください。
※「結婚式プロフィールビデオのコメント」についての詳細記事は、「結婚式プロフィールビデオのコメント例・書き方 まとめ」でじっくりご紹介しています。
2-10.実際に動画制作ソフトで自作する、または専門業者に依頼する(プロフィールビデオの作り方8)
結婚式プロフィールビデオの作り方「入門編」として説明してきましたが、ここまでの流れができたら、実際にプロフィールビデオの制作にとりかかりましょう。
プロフィールビデオの制作手段は最初の方で説明した通り、4つあります。
1)自作する
2)結婚式場やホテルの専属・提携業者に依頼する
3)外部のビデオ制作業者に依頼する
4)友人知人にプレゼントとして作ってもらう
時間的に余裕がある方は自作しても良いですし、ハイクオリティーなプロフィールビデオを制作したいならばビデオ専門業者に依頼するのが良いでしょう。
ちなみに、これら4つの作り方にも金銭的、あるいは時間的、技術的なメリット・デメリットがありますが、これら4つの作り方のメリット・デメリットの詳細を知りたい方は、「結婚式プロフィールビデオの具体的な制作手段とそれぞれのメリット・デメリット」のページをご参照ください。
また、プロの制作業者にプロフィールビデオの制作を依頼したいと考えているならば、「結婚式ビデオ制作業者の選び方、失敗しない8つのポイント」のページも是非ご覧下さい。
※結婚式プロフィールビデオを自作するカップル向けには、「結婚式プロフィールビデオを自作するコツ まとめ」でご紹介しています。
最後に、「結婚式プロフィールビデオの作り方『入門編』」の各ポイントを個別に知りたい方は、以下の項目をクリックの上、ご覧くださいませ。
(1)結婚式プロフィールビデオの作り方-1「入門編」
(2)結婚式プロフィールビデオの作り方-2「下準備編」
(3)結婚式プロフィールビデオの作り方-3「実例サンプル集」
▶︎「結婚式ビデオ制作に役立つコラム集」一覧ページに戻る。
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